8月2日はバフの日 専門店バレットが日本で初めて制定
体験型カーディテイリング用品専門店「バレット(埼玉県入間郡、酒井啓文代表)」は、日本で初めて8月2日を「バフの日」として制定しました。コーティングの下地処理に使用する「バフ」を「地味ながらクルマ磨きに必須なツール」として主役に据え、国内カーケア・ディテイリング市場の一層の活性化を図る目的。初年となった2022年は、同社店頭やオンラインショップにて独自のキャンペーンを展開したほか、この取り組みに参画する企業の募集も働きかけました。
そもそもバフとは?
バフは、クルマを美しく磨き上げるための資材です。ポリッシャー(モーターでパッドを回転させる電動工具)やコンパウンド(研磨剤)と組み合わせて「電動歯ブラシ」のように使用し、塗装面を美しい鏡面のように仕上げることができます。
自動車研磨用バフは、特殊用途を除き厚み1〜5cm前後のドーナツ型が一般的で、これをポリッシャーに取り付けて研磨。スポンジで形成されたバフはまるでスポンジケーキのような形をしており、化学繊維であるウレタンスポンジのほか羊毛(ウール)などを使用したバフもあります。
バレットではコロナ禍の動向変化として、ショップではなく自身でクルマの手入れをするためのオンラインショップでのDIYカーケア製品購入が拡大したこと、半導体不足による新車納車の遅延などを一因に中古車需要が増加したことなどを要因に、カーケア市場が拡大基調にあることに注目(参考:グローバルインフォメーション市場レポート「カーケア製品の世界市場(〜2027年)」)。拡大予測の大きい市場で重要な役割を持つ「バフ」への再注目を促す目的で記念日を制定しました。
プロもDIYユーザーも足運ぶ専門店バレット
2010年から自動車整備関連企業へディテイリング関連ツール・資機材の販売事業を展開するバレットでは、18年に実際に様々な資機材を触ったり試したりできる「カーディテイリング(カーケア)資材の体験型店舗」をオープン。幅広いラインナップ、施工ノウハウ豊富なスタッフが常駐し、幅広い業種のプロのみならず一般のDIYユーザーも多く訪れています。
今年のバフの日では、店頭・オンラインショップ両方で各種バフの特価販売を実施。加えて店舗来店客の先着100人に京セラインダストリアルツール(旧リョービ)製バフの無料プレゼントキャンペーンを実施しました。
今年のキャンペーンは終わってしまいましたが、今後、カーディテイリングの活性化や一般ユーザーへの認知拡大という目的に向け、自社のみならず多くの関連企業に参画を呼びかけていく予定という同社。初年の今年は、バレット以外にも以下の企業が参画しました。来年のバフの日では、“どんな形”でバフの魅力と触れ合えるのか今から楽しみです。
2022年バフの日 参画企業※50音順
アクアウイング/アンサー(リンク・イノベーション)/カーデマーケットプレイス/ザ・ワン/ジーアンドティー/ながら洗車(JEDI)/ファンクルーズ/ベイスリー/磨研/磨ディテイリング/ゆたか磨材/アンバサダー:まなっちガレージ(ユータウン)/発起者:バレット