G’ZOX最上位ハイモースコートに「ジ・エッジ」登場 撥水性能を強化
ソフト99コーポレーション(大阪府大阪市、田中秀明代表)は9月、プロ用コーティングブランド「G’ZOX(ジーゾックス)」の最上位シリーズ「ハイモースコート」にて、新たに「ハイモースコート ジ・エッジ」を発売しました。2019年に登場した「ハイモースコート ザ・ネオ」に置き換わるモデルで、強みとしていた撥水性能を強化。今後ハイモースコートシリーズは「ジ・エッジ」と、従来から販売されている優れた艶を特徴とする「ザ・グロウ」の2ラインナップとなります。
新発売のジ・エッジは2層構造のガラス系ボディコーティング。今回のリニューアルでは特にトップ層に改良が加えられ、従来の「ザ・ネオ」で採用されていたフッ素系トップコートから高反応型シロキサン系トップコートに変更されました。これにより緻密で平滑なガラス状コーティング被膜を形成し、優れた滑り性を実現。水が弾かれた瞬間に流れ落ちるような撥水性能を発揮するといいます。
高い撥水性能により優れた防汚効果を期待できるほか、耐久性能が高いのもジ・エッジの特徴で、繰り返しの洗浄テストでも安定した撥水性能を維持。温度・湿度変化にも強く、高温・好湿度でも被膜性能を発揮するとのことです。
ちなみにジーゾックスでは、ジ・エッジとザ・グロウからなる最上位シリーズ「ハイモースコート」のほか、主力のガラスコーティング「リアルガラスコート」シリーズ、ウインドウ用コーティング「プライムビュー」「バーストビュー」、インテリア用コート「コンフォートガード」シリーズなどもラインナップ。日本で人気の高い撥水系ボディコーティングを中心に、内外装トータルで汚れを防ぎ、美しさを維持するための製品サービスが揃っています。
施工はプロショップで! パートナープログラム
「ソフト99」といえば、フクピカやガラコなど一般ユーザーにも身近なアイテムが豊富。ただ2001年に発足した「ジーゾックス」はディテイリングショップなどのプロ向けブランドで、施工サービスはプロショップで受けることができます。
同社では独自のパートナープログラムを通じてプロ施工者を製品・施工技術の両面で継続してフォローしており、ジーゾックス取り扱いショップはブランド発足以降大きく拡大。現在国内では、リアルガラスコートシリーズを扱う「登録パートナー」は1000店舗超、リアルガラスコートに加えてハイモースコートシリーズも扱う独自の選定基準を満たした公認ショップ「認定パートナー」も約50軒に上り、国内のほか海外でもアジアを中心に13ヵ国、約100店舗のプロディテイラーに愛用されています。
便利な電子施工証明書も拡大中
高品質なコーティング製品に加え、「施工証明書電子化システム」もジーゾックスの大きな特徴の1つとして注目を集めています。
現在ボディコーティングでは、事故などでボディが破損し修理した場合、修理(鈑金塗装)に加えてコーティング再施工にも保険を適用することができますが、原則保険適用のためには「コーティング施工証明書」と「定められた施工後の定期メンテナンスの実施」が必要。せっかく高価なコーティングを施したのにメンテナンスを怠ったため保険適用できない、というケースも起きてしまうのです。
ソフト99コーポレーションが2019年に立ち上げた電子化システムは、従来紙で管理されていた施工証明書をペーパーレス化するとともにアプリなども活用して定期メンテナンスを管理しやすい環境を構築。施工ショップが施工証明書の管理をしやすくなったり、保険会社が施工証明の偽造に惑わされたりすることがなくなるなど業界側で利点があると同時に、ユーザーにとっても「メンテナンス漏れによる保険不適用が防げる」「アプリでメンテナンス管理が簡単になる」といったメリットがあります。
電子化システムはジーゾックスパートナープログラム参画ショップで順次拡大中とのこと。次にジーゾックスを施工する際は、ショップに聞いてみてはいかがでしょうか。