ボトルが違うだけじゃない! 多彩なカーケアの魅力を発信…arinomama【東京オートサロン2025】
英国のセラミックコーティング「GTECHNIQ(ジーテクニック)」をはじめ、様々なカーケアブランドを輸入販売するinsieme(千葉県千葉市、佐久間陽平代表)は、前年に続き25年の東京オートサロンでも、オンライン販売サイト「arinomama(アリノママ)」のブースを出展。取り扱う様々なカーケアブランドの中でも、特に2024年に最もお客に選ばれたコーティング剤として「ADBL(エーディービーエル)」をPRしました。
高品質・廉価で世界に広がるポーランド製品
23年12月に発足した海外カーケアブランドのオンラインセレクトショップ「arinomama」。その多くがエンドユーザー向けのアイテムで、ポーランドの「ADBL(エーディービーエル)」は2024年から総輸入代理店として販売を開始したディテイリングブランドです。
カーシャンプーなどの洗車用品や最近では洗車のお供として一般的になった簡易コーティング剤、クイックディテイラーをはじめ、内装用やガラス用のクリーナー、クロスやブラシにいたるまで、現在の販売アイテムは87点。カーシャンプーだけでもオーソドックスなものから光沢成分を含むタイプ、酸性タイプ、フォームガン用など多岐にわたり、ADBL初の自社開発でブランド知名度向上のきっかけともなった鉄粉除去剤「VAMPIRE」なども含め、1ブランドで細かなニーズに応えられる商品群を誇っています。
そして、ラインナップの豊富さにとどまらず、全ての商品のクオリティ・使い勝手が高いものの、ADBLの特徴の1つと佐久間代表はいいます。「カーシャンプー1つとっても泡立ち・泡持ちが良く、簡易コーティング剤も気持ちの良い撥水が本当に長持ちする。一般的に簡易コート剤などはメーカー・商品数が多いこともあり、『ボトルを詰め替えただけで中身は一緒』と言われることもあるが、一度使ってもらったらADBLのボトルの中身も良いことをわかってもらえる」と佐久間代表。オートサロンのブースで実施していた「強撥水ハイブリッドスプレーワックス・50%割引」のセールは、その自信の表れともいえます。
ADBLは、大規模な自社設備で開発から製造までを一貫して手掛けており、2014年のブランド発足と若いメーカーでありながら欧州を中心に急速に成長中。またADBLは現地ポーランドのJJ Managementという企業が運営しており、同社では自社ブランドのほかOEMで外部企業にも広く高品質なケミカル製品を供給しています。
ちなみにこのJJ Managementは、ADBL発足前年の2013年に、奇しくもarinomamaと同じくカーケア商品のオンラインショップ運営会社として設立しました。2014年のVAMPIRE発売以降、プロダクトの品質で支持を高め、2024年には研究開発・製造・倉庫を兼ね備えた本社を新設するなど、アイテムの品質や数、それを販売する国・地域ともにカーケアブランドとしての成長を続けています。
多彩な世界観にプロ向け商品もカバー
使い勝手に優れる良質なカーケア商品の一方で、多面的にカーケアの楽しさ・魅力を発信するarinomama。東京オートサロンのブース内には品質的に優れるADBLのほかにも、環境配慮を打ち出したドイツ・nanolex(ナノレックス)の新ブランド「Green X(グリーンX)」や、同じく環境先進国スウェーデンのモダンなパッケージデザインが目を惹く「tershine(ターシャイン)」など、多彩なカーケアブランド・アイテムを展示していました。
また、「GTECHNIQ(ジーテクニック)」のようにプロ用を主とするディテイリングブランドも拡張中。2024年にはADBLと同じポーランドの「Ultra Coat(ウルトラコート)」の輸入販売も開始。高品質ながらより身近なセラミックコーティングとしてプロ施工者向けへの販売を推し進めていおり、25年2月26〜28日に東京ビッグサイトで開催される事業者向け展示会「国際オートアフターマーケットEXPO2025」にも出展する予定です。