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規模も美観も業界有数! 施工・接遇トータルで満足感を演出する「カービューティーアイアイシー」千葉県市川市

ショップ探訪記

技術・製品へのこだわり、クルマ・モノへの愛、カーオーナーへの想い…。お店選びの参考に、はたまたディテイリングの奥深い世界に触れるだけでも、全国津々浦々、多彩なショップを覗いてみてはいかがでしょうか。

一般顧客ほぼ100%! 心地よい店舗スペース

輸入車など高級車系ディーラーが絢爛な雰囲気を放つ一方で、ディテイリングショップを含め街中の多くの自動車関連ショップには今もなお、油や排気ガスの臭いをまとった”昭和な空気感”をどことなく感じることも…。

そうしたイメージとは真逆の「誰でも入りやすい」を体現しているのが千葉県市川市にあるカービューティーアイアイシー(舊役好之(きゅうやく)代表)です。東京都内からもアクセスしやすい京葉道路・京葉市川IC降りてすぐの場所にある店舗では、新しく綺麗な空間と懇切丁寧なスタッフ、そしてこだわりの施工サービスがカーオーナーを出迎えています。

訪問してまず目を奪われるのが、2020年に拡張オープンした本社すぐ横の第2工場。明るく綺麗な接客スペースは圧巻で、ディテイリングショップは全国に数多あれどこのクオリティと規模感は業界トップクラス。他ショップ経営者からも1つのベンチマークとして見られるほどです。
また施工台数の規模に加え、新車・中古車ディーラーからの請け負いも少なくないディテイリング業において、施工のほぼ全てをエンドユーザーからの注文としているのも同社の特徴の1つでしょう。

施工サービス面では、ボディコーティングを中心にペイントプロテクションフィルム(PPF)・ラッピングやカーフィルム、さらには少しマニアックなデッドニングまで幅広いメニューを取り揃え、それぞれにこだわった品質を展開。いずれも接客から施工、アフターフォローまで一貫して心地よいサービス空間を提供しており、県内や都内を中心に「安さよりも品質や満足度を求めるカーオーナー」のファン層を築いています。

  • 20年に増設した第2ファクトリー
  • コーティング:G.Guard(ジーガード、自社販売)/SCHILD(シールド、自社オリジナル)/Ceramic Pro(セラミックプロ)/FEYN LAB(ファインラボ)…など
  • ペイントプロテクションフィルム(PPF):XPEL(エクスペル)/STEK(エステック)/ZEL(ゼル、自社オリジナル)…など
  • ラッピング:オラカルスリーエム/ヘキシス…など
  • カーフィルム:コボテクト/IKCS(シルフィード)…など
  • インテリア:SCHILD(シールド、自社オリジナル/レザー、樹脂コーティング)…など
  • その他:デッドニング/電装パーツ各種取付/代車あり/工場見学(予約制)

コーティングもカーフィルムも厳選した高級アイテムを

同社サービスの特徴の1つが、コーティングでもカーフィルムでも業界内で高級ブランドに位置付けられる製品を使用していることです。

基幹サービスであるボディコーティングでは、近年盛り上がりを見せているセラミックコーティングを2013年と比較的早期に導入。アメリカの「セラミックプロ」に加え、18年には微細な傷を自己修復するという稀有な特性を持つ同じく米の「ファインラボ」をラインナップに追加しました。
セラミックコーティングは、ボディ表面に高硬度なコーティング被膜を形成し、撥水性や防汚性、微細傷への耐スクラッチ性や耐薬品性など優れた機能性をもたらしてくれるという特性傾向があります。ただ、液剤のみでは不十分で、車両の塗装状態に応じた入念な下地処理はもとより、プロでも扱いづらいコート剤を適切に塗布できる技術ノウハウ・設備環境があってはじめて本領発揮されます。

技術や設備を取り揃えた上で提供される同社コーティングサービスは、製品自体が高価格帯ということもあり、施工価格は相場的に高め。例えばファインラボの「ヒールプラス」という自己修復機能を持つ最上級コースの場合、Mサイズ(トヨタ・プリウスなど)で28万5200円(基本コース、税込)。それでも、1度施工した人がクルマを乗り換えた際などに同じコーティングを選ぶなど高いリピート率を誇っているといいます。

ちなみに今年からは、「ジーガード」というスプレー式コーティングの取り扱いも本格的に開始。プロ用製品として歴史あるブランドですが、新たに舊役会長が販売元としてプロショップへの卸売販売を開始。「塗膜へのコーティング層の浸透という点ではスプレー式の利点がある」として、今後コーティング剤の改良とともに改めて全国に展開していく方針です。

  • 第2工場内にディスプレイされた厳選のプロ用アイテム

また、カーフィルムではコボテクトの「コボテクトフィルム」をメインに提案。数あるプロ用カーフィルムの中でも唯一「紫外線カット100%」を打ち出している、2021年に販売されたばかりの業界でも先端の高機能製品。日焼けの原因となる紫外線カットに加え、日射熱に影響する赤外線も高いカット率を誇っており、日差しの有害性を防いで快適な車内空間を演出。目隠しを兼ねるスモークタイプやミラータイプ、フロント3面に貼ることができるクリアタイプなど、高機能を強みとする1ブランドながらラインナップは豊富で、美観を演出するコーティングとはまた異なり、肌健康への効果から女性カーオーナーからの依頼も少なくないそうです。

コーティングやカーフィルム以外では、PPFやカーラッピングといったボディ用フィルムに加え、デッドニングといったディテイリングショップでは珍しいサービスも。フィルムに関しては高級PPFブランドのエクスペルやデザイン性が特徴のエステック、ラッピングでも複数ブランドを取り揃え、幅広いニーズに応えられる施工体制を構築。
他方、内張りの内側や下回りなどに制振材や吸音材、防振剤を貼付・塗布するデッドニングも、顧客の希望に応じて施工箇所ごとに施工をメニュー化しており、ロードノイズの低減やオーディオ音質の改善を様々なレベルで提供しています。

  • 高級車を中心に人気高まるPPF

地道に積み重ねた”顧客とのコミュニケーション”

同社の一般カーオーナーの満足度を高めるための取り組みは、それぞれにこだわりを見せる各種施工サービスにとどまりません。むしろ”多彩な形での顧客とのコミュニケーション”の方が同社ならではの特徴といえるかもしれません。

施工前の段階では、専門フロントスタッフがサービス説明を担当し、清潔感溢れる店内で丁寧に接客。加えて問い合わせフォームも電話や自社HP、LINEなど様々な窓口を用意したり、長年にわたってオウンドメディア(自社運営サイト)を通じてディテイリングサービスの魅力を解説、発信し続けていたりと、とにかく店舗とカーオーナーにおける情報交換の機会を積極的に展開しています。

施工後も各種施工サービスの定期的なアフターメンテナンスはもちろん、リピーターを中心とした一部顧客を対象に、ドライブレコーダーなど電装パーツの取り付けや手洗い洗車、デントリペアなど一部サブメニューを会員向けメニューとして提供。ユニークな取り組みとして施工車両の写真撮影サービス(有償)なども実施しています。

  • フロント専用スタッフが現状・要望のヒアリングからサービス提案まで丁寧に接客

こうした「徹底して一般カーオーナーの満足度を追求する工夫」は、冒頭の繰り返しになりますが事業者からの請負案件も少なくないディテイリング業においては稀有な事例です。
実は1999年に舊役代表が創業(2005年に法人化)した同社も、2008年頃まではディーラーなどからの請負を主業務とする業界でも珍しくない形態のショップの1つでした。ただ、「事業者とエンドユーザー、どちらかに専業しないと両者ともから喜ばれない。ディテイリング業を長く持続させるためにも、事業戦略や収益性の見直しも含め一般カーオーナー様の方向に舵を切った」(舊役代表)と180度事業方針を転換。様々な創意工夫の果てに一企業としてみても目覚ましい急成長を遂げ、カスタマー(一般カーオーナー)ファーストを体現する今の形が作り上げられました。

前述のウェブでの情報発信1つとっても、例えば「コーティング」や「プロテクションフィルム」など業界共通ワードを検索した際に同社記事が検索順位の上位に出続けることからも、どれだけ徹底的に取り組んできたかが垣間見えます。
「今のお客様にどれだけ満足してもらえるか」を追求し、今なお施工・サービスの両面で進化を続けるアイアイシー。そのため、同社ファンをはじめとしたカーオーナーが来店した際に心地よく過ごせるよう“顧客層”という点にも気を配っており、例えば「施工の安さだけを求める」「違法性のある施工依頼をする」といったような一部カーオーナーは入店を断ることもあるそうです。

そう聞くと訪問のハードルが高いようにも思うかもしれませんが、高級レストランにおけるドレスコードをイメージすると分かりやすいかもしれません。
加えて、同社顧客が特別なカーオーナーばかりかというと決してそうではなく、例えばUVカットなど機能的なカーフィルムでは、車内を快適にしたいという女性客や軽自動車のような日常的な車両も少なくありません。また、施工前の工場見学(要予約)も随時受け付けており、高級会員制レストランなどと比べると門戸はとてもオープンに開かれているといえるでしょう。

  • 実際の施工スペースを見られる工場見学も実施中(予約制)

高単価なコーティングにしても、マニアックなデッドニングにしても、一般的な快適性を追求したカーフィルムにしても、共通するのは施工・接遇ともに品質の高いサービスを通じて”充実感・満足感”を得られるということ。施工だけを見ると相場的に少し高単価とも見受けられるかもしれませんが、店舗訪問時の印象やサービス説明を受ける際の納得感、施工後の乗っている時やアフターメンテナンス時の満足感は、単純に「この液剤を塗った」「このフィルムを貼った」というだけでは得られない価値があるのかもしれません。
予算をしっかり確保した上で、愛車に関する様々なことを相談できる、そして継続的に付き合えるショップを見つけたいという人にはうってつけの1軒ではないでしょうか。

ショップ名カービューティーアイアイシー
住所
アクセス
〒272-0014 千葉県市川市田尻1-3-9
京葉道路・京葉市川ICより1分程度
東京メトロ東西線原木中山駅から無料送迎
電話番号047-378-9019
営業時間9:30〜19:00
定休日第二火曜・毎週水曜・祝日
ウェブサイトhttps://www.pro-iic.com

CARDE編集部

90年代前半から東京都下でショップを営むプロディテイラーと元業界紙記者のコンビ。“現場のリアルな視点”と“客観的な情報編集力”でカーユーザー第一の情報をお届...

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